ややお久しぶりです、Naganoです。
この前、小倉百人一首を眺めていたらとある歌が目に入りました。
それは歌番号84、詠み人は藤原清輔朝臣という平安末期の公家の方です。
歌の内容や意味については上記サイトに記してあるとおりですが、私も以前似たようなことを思い馳せながら以下の記事を書き記しました。
今は「しんどいなぁ」と思っていることも、いつかは懐かしい「思い出」として記憶に刻まれるんだろうか、そんな内容です。
かつての殿上人が詠まれた歌と、現代の名もなき小市民がつらつらと書き記した駄文を比較するのは畏れ多い気もしますが、それでも平安の世を生きた貴族も自分と似たような思いを抱いていたのだと考えると、どことなくしみじみしてきます。
時代は移ろいでも、人の心にある思いや悩みは変わらないのだなぁ、と。(清輔朝臣はご家族との確執で色々ご苦労されたそうですが)
私もいつか、「詠み人知らず」として後世に残るような歌が残せたらいいですね。