皆さんこんにちは、元ぼっち大学生のNaganoです。
実はここ数日、諸用で東京にいまして、その中で大学時代の卒研で大変お世話になった先生とお会いする機会がありました。
実に約3年ぶりの再会です。
当初は大学の卒業式の折に一目お会いして感謝の意をお伝えするつもりでしたが、卒業式が中止になったためにそれが叶わず、それ以降大学へ行く機会もありませんでしたので、かなりご無沙汰になってしまいました。
そして今回、ついに上記の目的を達成。事前にご連絡を入れていたとはいえ、3年ぶりかつ突然の訪問という形となってしまったのですが、それでも温かく出迎えてくださった先生には益々感謝の意が湧きました。
また、何だかんだで1時間近く研究室でお話をすることになり、想定していたより長居をしてしまいました。
懐かしさを覚えながら、その後はかつて足繁く通った徳島ラーメンのお店へ。
そこでは留学生とタノシゲに喋る大学生5人組(くらい)がいました。彼らを見て私は心のなかで微かな羨望を覚えるとともに、「後先は考えず今を十分楽しんでほしい」なんてことを思ったのでした。
・・・・・・、あれ?
それって、ぼっち大学生だった当時の私自身、そして何より、今後の灰色ライフに切なさと諦観を覚えつつある今の「自分自身」に、最も欠けている要素なのでは?
「今」に目を背けて、やたら回顧を繰り返す自分の悪癖。
「今」に目を背けて、少しは晴れやかになってほしいと、ありもしない未来を思い描くこれもまた自分の悪癖。
その根本原因が、こんなにも単純なことだったとは・・・・・・
同時に、大学生としての私の「亡霊」が無事に成仏をしたような、そんな感覚になりました。
「もっとこうしていたら」なんて未練がましく考えるのは、結局は後付の空想に過ぎず、そこにあるのは私がぼっち大学生として過ごした数年間のみ。
そして今は、冴えないリーマンとして目の前の日々を粛々と生活していこう、と心に刻みました。
気丈で悲愴な11月の決意でした。